大規模商業施設の共用部を魅力化するプロジェクト。
当施設にあるエスカレーター脇3層分の共用部を、単なる休憩スペースとしてだけではなく、周辺ショップの商品展示スペースとしても機能させ、お客様が商品を身近に触れながら休憩できる場として計画しました。
当該商業施設は女性をメインターゲットとしていることから、 3層分の共用部に、スラブを貫くかのような一軒の家と、そこに住まう三姉妹をモチーフにデザインを進めています。
この三姉妹の部屋は、各階の買物客にとっては個性の異なる部屋の断面が表出するドールハウスのように、またエスカレーターを行き来する買物客にとっては個性ある一軒の家として、多様な人々を誘引し、また目を楽しませながら、施設全体を豊かに演出します。