東京・青山に誕生した街区『ののあおやま』
北青山三丁目地区まちづくりプロジェクトとしてスタートした開発は、老朽化した都営住宅団地である青山北町アパートを東京都が高層・集約化して建替え、創出した用地を生かして民間開発を段階的に誘導しながら、青山通り周辺エリアの拠点となる複合市街地を形成するもの。
本プロジェクトでは、「青山まちづくり協議会(青山地区で土地・ビルを所有する会員を中心とした青山の発展を考える会)」が大切にしてきた地域活動における価値観「青山まちみらい(ヴィジョンブック)」に基づき、効率的な利益が最優先の開発ではなく、人と自然が共生し、地域のコミュニティや文化を深め次世代へと繋いでけるような街づくりを目指しています。
2020年初夏にその一部となる民活棟エリアが竣工。
最大の特徴は、約3500㎡に及ぶ大規模緑地。たくさんの木々や昆虫、鳥たちと共に、地域交流拠点・商業施設・賃貸住宅・サービス付き高齢者住宅・港区児童遊園が並びます。
木々の中に点在する「しばふ」や「ぶたい」では、エリアマネジメント 組織による、音楽、ダンス、能楽など様々な季節の催しが開催され、訪れた人が青山エリアや日本ならではの文化を感じ、会話を育むようなまちづくり活動が行われています。
弊社はコンペ時の企画から開業に向けたエリアマネジメント事業の立ち上げ支援を行いました。今後も開発が行われる予定の北青山三丁目まちづくりプロジェクトについても、弊社は、開発とエリアマネジメント事業のコンサルタントとして企画統括の役割を担っています。